手書きのイラストをパソコンに取り込んで、着色する場合にも利用できますので、覚えておくと便利です。
*別の方法で線画抽出をするアクションをこちらで配布中>>
背景を透明にして線画抽出しよう
前回スキャナーで取り込んだ画像ファイルを開きます。
メニューバー > 選択 > 全てを選択 したら、
メニューバー > 編集 > コピー しておきます。
(コピーしたら、選択範囲 > 選択を解除 しておきましょう。)
メニューバー > レイヤー > 新規塗りつぶしレイヤー > べた塗り
を選択し、カラーピッカーが表示されていますので、黒を指定します。
下のように真っ黒画面になりますので、
レイヤーマスクサムネイルクリック前:通常の描画モード |
クリックすると、画面はレイヤーマスクモード(真っ白の状態)になります。
レイヤーマスクサムネイル・クリック後:レイヤーマスクモード |
メニューバー > 編集 > ペースト
レイヤーマスクに、背景の画像がペーストされました。
レイヤーマスクにペースト後:レイヤーマスクモード |
メニューバー > フィルター > 色調補正 > 階調の反転
を選択すると、下のような表示になっていると思います。
階調の反転後:レイヤーマスクモード |
背景レイヤーを選択すると、レイヤーマスクモードから通常の描画モードに戻ります。
背景を非表示にすると、このように表示されます。
レイヤーマスクのコントラストを調整しよう
色が薄すぎる場合は、再び
レイヤーマスクサムネイルの部分を「Alt」を押しながらクリックし、
メニューバー > 画質調整 > ライティング > 「レベル補正」
で、コントラストを調整します。
レベル補正設定画面
レベル補正後
レイヤーを右クリックして、「レイヤーをラスタライズ」すると、
背景が透明になって使いやすくなります。
画面右下のグラフィックを追加しよう。
メニューバー > イメージ > サイズ変更 > カンバスサイズ で、
幅と高さを150%に変更し、移動ツールで、文字の位置を動かして、バランスを考えて配置します。
次に、画面右下の「グラフィック」をクリックして、追加してみましょう。
エレメンツには干支のスタンプなど、年賀状素材も沢山プリセットされています。
画像上部のプルダウンから、背景とグラフィックを追加しました。
- 「背景」:着物5
- 「グラフィック」:えとハンコ07
写真や画像を切り抜いて、背景を透明にする方法は、
[選択ツール] 写真の切り抜き合成の仕方②
年賀状を作ろう① 画像の切り抜き
などを、ご覧ください。
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